平安神宮応天門(神門)です。

平安神宮といえば朱塗りの色の印象が強かったですが、まず最初に目にした重要文化財の応天門でその鮮やかな色の建物に見入りました。




門を入ると正面に大極殿、左に白虎楼、右に蒼龍楼というテレビや雑誌でよく見る光景が広がりました。

向って歩き始めてちょっと驚いたこと…足元が白い砂だったことです。(ちょっと粗めの)サラサラの海岸の砂のようで歩くとサクッサクッと軽い音がしました。
白い砂なので、なおさら朱塗りの建物の色が映えるように思えます。

きれいな青空の中でも、朱色の建物と緑色の屋根の立派な建物の大極殿の存在感は圧倒的でした。改めて写真で見ても、すごいなぁと感じます。
そして大極殿の屋根の両端には、金色の鴟尾(しび)と呼ばれるものが輝いていました。

レポの作成中、写真を改めて見てみると、左右に分かれてある“白虎楼”と“青龍楼”、見た目は違うところがあるように見えないけれど何か意味があるのかなとふと思って調べてみました。

平安京は四神相応の都であった。
四神とは4方向を司る神獣を東の青竜・南の朱雀・西の白虎・北の玄武のこと。
平安神宮にも西は白虎楼、白虎池、白虎の像、東には青龍楼、青龍池、青龍の像がある。北の玄武と南の朱雀は残念ながらいない。ただ、北は運がよければ白虎池で玄武に近いミノガメが見ることができる。

いくつか説明があるサイトがありましたが、私にはこれが一番わかりやすかった説明でした。
正面左側の“白虎楼 正面右側の“青龍楼

ここからバスで清水寺に向かいました。
清水寺ではこの日“青龍会(せいりゅうえ)”が行なわれていました。(3年前に行かれたカフェちゃんがBBS part.69にご報告とお写真をUPして下さっています)
私達が向う頃には終っていた時間なのですが、その影響か車が渋滞して歩道も多くの人が歩いていました。ここからよく見たのが浴衣を着た若い女性達。(男性もいました)浴衣一式をレンタルできるところが多くあり、髪もアップにしている女性も多く華やかでした。